🐯 前回までのあらすじ🐯
高校まではストレスフリーの元気ハツラツ、
ご飯大好き人間。
大学受験の失敗で、初めての挫折と、
発作は早朝の電車、猛烈な緊張、会食で
条件付きで起こる。(吐き気か下痢)
名医のお話によると、
パニック障害ではなく思いこみ癖であり、
”広場恐怖症”と”嘔吐恐怖症”との診断を受けた。
高額栄養療法を試すも金銭的に続かず次に行く。
【第十五話】色々試した結果
個人セラピストのセラピー(自費診療)
ストレスクリア(お試し)
深層心理を深掘りしていく、
興味深いセッションでした。
そこで、今まで考えたこともなかったことを
考えさせられました。
病気になって得したことはなんだろう？
・無理に働かなくていい
・友人の誘いを断りやすい
・家族に優しくして貰える
・子供を産まなくていい
固定概念が強く、昭和人間の私は
働かざる者食うべからず！
結婚したら子供を産むのが当たり前！
とか思っていたし、
友人の誘いもいつも断れなかった。
メリットがあって自ら病気になっているのだとしたら
この時は自分が許せなかった。
トラウマ解消セラピー(6時間で12万円)
トラウマを消す療法に12万円。。
またもや無職にとっては頭おかしい金額。
お金使えないように、
貯金を金塊にでも変えたらどうか。
ここでの収穫は、
条件付きで起こる吐き気の正体が
少しわかったこと。
セッション中ずっと緊張からか
吐き気があったけど、
妄想の中で気持ちのいい風景に飛んで行った時、
吐気がすっとひいた感覚があった。
このことから
胃の調子が悪くて吐き気がするんじゃない。
私の吐き気は脳が勝手に作り出してる、
思い込みの架空の症状なのかもと。
以前本で
「脳は妄想と現実の区別がつかない」
と読んだことがある。
脳をうまく騙せたら
症状を抑えられるかもしれない。
と学んだのでした。
鍼治療の凄い先生(自費診療)
１回五千円の鍼治療に14回、
7万円程かかりました。
長い電車が辛すぎましたが、
家族に付き添ってもらいながら
片道1時間かけて名医の元へ通いました。
しかし鍼治療直後は好転反応が酷く、
初回は座ってられない程
酷い体調になってしまいました。
だるい重い吐き気。
お金を払って体調不良とは
やってられない。
先生は私の酷い好転反応を見て、
「こんなことは初めて」と言われました。
なんてこった。
時とともに好転反応は消えていったけど、
私の場合効いているのかわからず
やはり続かなくて辞めてしまいました。
しかし他の患者さん達と話すと、
症状は違えど
「動かなかった肘が数回で良くなった」
「わざわざ飛行機に乗って遠方から来てる」
などの話を聞いたり、
主人は腰痛・肩こり・視力が
母は五十肩が
良くなったりしていました。
先生はやはり名医だけど
「私の体がたまたま合わなかったのかな」
と諦めることにしました。
カイロプラクティック(自費診療)
いつもガチガチに背中肩首、
僧帽筋まわりがこりかたまっていて、
睡眠不足も続いていました。
不安を感じると、
肩の筋肉がカチコチに固まるのです。
パニック障害の人は
背中周りの筋肉がこわばり、
自律神経は乱れ、
呼吸も浅く、脳が酸欠状態で
また不安になり発作を起こす悪循環だ
という話も聞きました。
私も呼吸が浅く、うまく息が吸えない。
いつも吐き気があるのも酸欠のような、
高山病みたいなのかと思った。
マスクしていると
発作がより起こりやすいのも頷けました。
そこで体のこわばりをとってやろうと、
カイロプラクティックに行きました。
こちらは１回3300円で、16回通い、
5万円位かかりました。
やってもらってすぐは、
肩こりも吐き気も軽くなり、
首の血流も良くなった感じで、
スッキリ眠れて喜んでいましたが、
数日後にはあら不思議
綺麗に(?)元の状態に戻っていました。
何でじゃ！
姿勢のせい、生活習慣、過緊張、
色々な要因があると思うけど、
これも一生通うやつだと悟り
辞めてしまった。
お金がかかって、何もかも続けられない。
だけど試したい衝動に駆られるアホな私を
誰か止めてくれぇ。
結論
人に治してもらおうという甘えを
まず見直しましょう。。。
しかし得られたものもあったので
間違いも無駄にはならぬ
と、思いたい。。
⭐️ 第十六話に続きます⭐️
先の展開は目次に箇条書きで随時更新してます
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