こんにちはきなこです。賛否両論の建築条件付土地について思った事を書こうと思います
土地選びはとっても大事にゃん、なぜ我が家は建築条件付土地にしたにゃ?
条件が良かったんだよね。ただ、営業さんとモメちゃったけどね 汗
そもそも建築条件付土地とは?
建築条件付き土地は、「建築条件がついた土地」を指します。具体的には、売主が買主に対して、「指定の建築会社で」「一定の期間内に」「住宅を建築すること」という条件を指定する土地のことです。
多くの場合、土地の売主と建築会社の間には、親会社と子会社といった関係があります。また、中には売主が自社で持っている土地を建築条件付きで売るケースもあります。
我が家の建築条件付分譲地の場合
・土地の売主が建てるメーカーを指定
(旭化成ホームズ(株)の持つ分譲地では、ヘーベルハウスで建てることが条件)
土地の売買契約後3ヵ月以内に、建築請負契約を締結すること。成約しなかった場合土地の契約も白紙。(お金は無利子で返ってきます)
・土地の売主が外構業者を指定
(我が家の場合ここでモメました)
・美観の関係で街、庭のガイドラインがある
(植栽、門柱、街灯、柵、などの共通外構指定)
・建築用途の制限
(事務所、教室等による併用住宅と看板設置も不可)
・南道路区画は建物の階数、高さ制限有り、2階建以下で7m以下
(北道路区画は日当たりを考慮してもらえて、南より土地の値段も安く、軒高7mを越えた建物も可)
・壁面の位置の制限
都心のように、手が届きそうな程隣家が近い!なんてこともなくて安心
・隣棟同士のプライバシーに配慮するため、西の窓は曇りガラスにすること
などなど。
植栽についてはガイドライン上、高木・中木・低木・垣根を植えましょう・・・とのことですが・・・
植物は管理が大変で、後に伐採してしまう人もいる位なので、我が家は慎重にソヨゴちゃんだけ植えてます。
徐々に増やしていくから許してください(^◇^;)
という感じで今の所もっと木を植えろとの注意は受けてませんし、全部完璧に守ってる人もいないです。
緑はある程度あって、街に統一感出して、綺麗目にしようね〜って感じだと思います。
もし自分の住みたい地区があれば、値段などご参考になるかもしれません
分譲情報 | ヘーベルハウス | ハウスメーカー・住宅メーカー・注文住宅
首都圏エリアの分譲住宅・土地 | 分譲住宅・土地 | 積水ハウス
などなど、積水さんは特に多い印象で、全国にありますね
建築条件付土地 メリット・デメリット
メリット
金額面
・建築条件付ではない土地より割安なケースがある
・新規分譲地なら接道が広いので、余計な搬入コストがかからない場合が多い
(旗竿地の場合は営業さんに確認してみた方が良いかもです)
・すでに整地されているので、古い家の取り壊し、土地を平らにする造成、擁壁工事などの高額費用が発生しない
・新規分譲地なら、上水道が初めから口径20mmで引き込まれているので、余計な心配と費用がかからない
環境面
・住環境が良いケースが多い
(近くにスーパーや公園があるなど)
・皆大体同じ時期に建つので、新築だらけで街並みが綺麗、世代も近いので入りやすい
・計画的にゴミ置場が適切な距離に設置されている場合が多い、毎日のことなので大事
・大通りに面した分譲地でなければ、車の騒音・振動面で静か
・まだ売買契約をしておらず土地が売れてなければ「やっぱりこっちがいい」と近くの土地を買うことができる
例:
・周辺環境は気に入っていて、実際見に行ったら隣家や日当たりなどの関係から向こうの土地の方が気に入った
・風水的にこっちの方がいいことに後から気づいた、など
(我が家は最初値段が安いからと安易に「※路沖殺」の土地を選んでいたので、後から気付いて移動しました)
※路沖殺→T字路の突き当たりの土地
風水面
・張りや欠けがなく、四角い長方形の整地が多い
・高さ制限などもあるため、日当たりがよい
参考:
風水鑑定士が解説! 運気を呼び込む土地の選び方とお家・間取りづくりのポイント | マイホームマガジン
デメリット
金銭面
・同じ土地に対しての見積もり比較というような、建物の値段交渉がしづらい
(我が家は同じ地域でヘーベル分譲VS積水分譲という形で価格競争しました。)
・美観指定が厳しい場所だと外構費が上がる可能性がある
縛り・自由度
・土地は気に入っても、建築会社が指定されているので、自由に選べない
・外構業者までも指定されている場合がある
(メーカーさんの下請け業者さんと思われます)
・分譲地によっては建築に制限があるので、自由度は低くなる
(地下室、三階建、店舗併用、家の高さなどなど)
・外構の美観指定がある場合、奇抜な色やポストや門柱など好きにできない
・ラクジュさん曰く、トラブルが多いらしい
(確かに我が家も外構でトラブりましたし・・・)
参考:
【土地探しからの家づくり】建築条件付き土地はトラブル大なので!できれば買わない方がよい! | ラクジュ建築と不動産
土地選びで気をつけたこと
ネットやデータで調べること
1、ざっくり住みたい地域を決める
・住みたい街、通勤に便利な沿線、実家までの距離など、目星をつける
・どんなライフスタイルにするか家族会議
・便利な古い街か、まだ施設は少ないけどこれから発展する街か、都会か田舎か
(田舎にしても、学校、スーパー、公園、病院、が近場にあるか)
・九星気学で行ける方角や時期を観てもらう
2、地域が絞れてきたら
・ハウスメーカー経由で土地を探す
(ハウスメーカーが見てくれてるかもですが)
・古地図を確認、昔その土地は何があったのかを調べる
地盤補強費は超高額な場合もあるのに、基本土地を買ってからでないと調べられない
(川、池、田、海の埋立地だと地盤が柔らかい可能性がある)
・そこの昔の地名も調べてみる
(聞こえが良く改名された地名だけでの判断は危険らしいです)
・近くに墓地や高圧電線がないか確認
MAPアプリで高圧電線を探すのは難しいですので、こちらのサイト様で探しました
塔マップZERO https://10map.net/
直接行って調べること
・通勤時間帯、車の抜け道になっていないかどうか、可能なら朝昼晩の時間帯見に行けたらベスト
(騒音・振動問題はストレスです。トラック、緊急車両のよく通る道路にも注意です)
騒音問題体験談:
すぐ隣が駐車場の場合、タバコを吸いに来る方、夜中でもドアバンが力強い方、野良猫の出会いの場になる可能性もあるので、こちらも夜中の騒音に注意です
・前面道路が4m未満で、私道の土地は避けたい
(搬入コストがかかる、トラブル回避)
・思い切って近隣住民に話を聞く
(勇気出してよかったです、皆さん色々教えて下さいました。一生住む場所ですし)
・日当たりや、植物が元気か、自分の感覚、直感でそこが好きかどうか感じてみる
(ちなみに私達は現在の土地に着いた瞬間、急に天気雨降って一気に虹が出たんです、雨も虹も綺麗で運命感じました!🐯 ✨)
・よく行く場所、駅やスーパーや公園などに足を運んでみる
(売っている生鮮、そこにいる人の活気や年代などリアルがわかる)
・周辺のゴミ置場や道を見てみる
(道のゴミのポイ捨てや、ゴミ置場が荒れてたら、周辺住民と合わない気が・・・)
・磁場が歪んでないかコンパスを使って確認
(やりすぎですかね・・・でも狂った土地ありました)
我が家が建築条件付土地を選んだ理由
1、住環境の良さ、街並みの美しさ
2、好立地の割に、普通の土地より値段が安かった
(駅、スーパー、コンビニ、薬局、公園、病院、学校などが徒歩圏内)
3、既に土地が整備されているので余計なコストが省けた、地盤補強費もほぼかからないことがわかっていた
4、周りも新築だらけなので同世代が多く、既に出来上がった人間関係の場所に入るより馴染みやすい(会社でいう、同期入社に近い感覚・・・ですかね)
5、売り出し始めだったので、途中で向かいの土地が良い、と移れた
6、分譲地全体のルールとして二階建てまでしか建てられないため、北の土地を買ってもお日様が入るので安心。
しかも配慮してくださっているのか、我が家の分譲地の場合、南土地よりも土地自体の高さが36cm高いです。
そしてこんなラッキーもありうるのです!♬ ↓
北土地の宿命、いつかは南土地に家が建って、お日様が少なくなり…
— きなことら (@kinakoandkotora) 2021年7月30日
リビング前の景色は人様の家の壁になります…
遂に南土地の地鎮祭が始まり、覚悟はしてました
だけどビックリ平屋だそうで!?
お施主様神様ぁああ😭
北の民に陽の光を下さって有り難き幸せですーっ😭
低予算で普通の良い土地にめぐり合うのは至難の技でした
住みたい地域や方角は決めていたので、始めは普通に土地を探していました。
ハウスメーカー経由で紹介していただいた不動産屋さんに、沢山の土地を紹介してもらい、ネットのMAPアプリで周辺を見たり、いくつか絞って直接見に行ったりもしました。
しかし行ってみるとどこも気に入らなかったのです。
・道路沿い、線路沿いでうるさかった
・隣の家がゴミ屋敷だった
・小さな虫の群れがあちこちで飛んでいた
・ゴミ収集場が荒れていた
・電波塔が近かった
・擁壁が必要な土地だった
・人通りがあまりにも少なく閑散としていて物悲しかった
・通勤時間帯、車の抜け道になっていた
などなどです。土地は一点ものだから、これは予算上げるか、もっと田舎に行くか、地道に時間かけて探すしかないかという感じでした。
ネットを漁っていて見つけたのが建築条件付土地でした。
ヘーベルハウス、積水ハウス、ミサワホーム、そのあたりのを見ました。
行ってみたらなんとまあ、綺麗だし、子供達は遊んでるし。ほのぼの。
近くにスーパー、公園、病院、学校もあるし、大きな道路に面していないから知らない人や車は通らないし、静かで排ガスも吸わずにすみそう。安心して子供達も遊べるわけです。
気に入ってしまいました。四角い整地で風水的にも良い土地が沢山ありました。
おまけに100m以内に建っている家のデータがあったので、我が家の土地が地盤補強がいるかどうかもだいたいわかるのです。
以上の点から、普通の土地を買うよりメリットが勝りました。時間も体力もなかったですし。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
建築条件付土地は、土地自体の費用と、買った後にかかる費用からしても有利だと思います。
土地契約前にしっかりハウスメーカーの良さに納得し、プランを練っていけば、そこまでトラブルは起こらないのではと思いました。
実際旭化成さんは丁寧に作ってくださり、住環境や住み心地は三ヶ月たった今も最高です。
悪い所を強いていうなら、近隣の分譲地が売れまくり、建築騒音が絶えないこと位ですが、この調子だといずれ土地は埋まるので数年の我慢です。
次回予告:我が家の失敗(外構問題)
ここで我が家の失敗は、外構も一緒に考えなかったことでした。間取りに夢中で。外構がめちゃくちゃ大事なことは後から知りました。
(積水ハウスさんは初めから素敵な外構プランを出してくれてましたが・・・)
建物は納得していたので良いですが、長い小さな文字の契約書を読んでいた際に見逃していました外構問題です。
外構の話は終盤でプランを出されて、デザイン性の低いプランな上に高額、そして契約で業者は変えられないと言われ、もめることとなりました。
気付けなかった、無知だったこちらが悪いのは承知していますが言わせてください。
建物メーカー縛りもある上に、外構業者縛りまであるなんて、独占禁止ーー!
ハウスメーカーや設計士さんによりますが、建物はプロだけど外構は結構適当という話はよく聞きます。
我が家は戦ってなんとかなりましたが・・・外構についても今度触れたいと思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございます、皆様のお役に立てましたら幸いです🐯 ♡
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