きなことら

主に注文住宅とパニック障害について思ったことを書いていきたいです

難民編【第十一話】薬が効かなくなっている

 

🐯 前回までのあらすじ🐯

高校まではストレスフリーの元気ハツラツ、ご飯大好き人間

大学受験二度の失敗で、初めての挫折と、胃腸炎パニック発作を経験。

発作は早朝の電車猛烈な緊張の場面、人との会食で条件付きで起こる。(吐き気か下痢)

発作に加え、慢性的な胃腸不良と肩凝りが酷くなり退職。

胃腸科で検査の結果、異常なしと判明。

再び心療内科へ行き、お薬を飲み始めたところ、

発作がピタリと治まり喜ぶのでした。

 

【第十一話】薬が効かなくなっている

 

薬やめられないんだが・・・

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初めはよく効いていた薬。

 

でも副作用で眠いし、頭が鈍い。

 

食欲も落ちているし、たまに吐き気もする。

 

 

薬の依存性や離脱症状のことは

 

なんとなく聞いていました。

 

 

やはりこれは長く飲むものじゃないわなと思い、

 

飲み始めて一年位、

 

少し怖くなって、

 

先生に相談して減薬を始めました。

 

 

少し減らしたのも束の間、

 

また発作が頻繁に起こるようになりました。

(薬で抑えてただけなので、そりゃそうだ)

 

発作が辛いから、

 

また元の量に戻しました。

 

 

それを繰り返すうちに

 

薬をやめられなくなったし、

 

強い緊張の場面では、

 

もはや効かなくなっていました。

 

 

「むしろ薬飲む前より酷くなってないけ??」

 

転職して慣れない仕事に、

ストレスが溜まっていたせいか?

 

薬が合わんのか?

 

離脱症状のせいか?

 

どーなんだい。

 

 

延々と原因探しの反すう思考。

(反すう思考、ダメゼッタイ!ウツニナルヨ!)

 

病気のことを考える時間が増えていました。

 

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この頃位から人格が凶暴に変わってきていて、

 

私を苦しめるいじめっ子(原因)とやらを見つけ次第、

 

校舎裏に呼び出してフルボッコにしたい気分でした。

 

私の中の虎が今にも暴れだしそうです。

 

 

結局せっかく転職したのに、

 

朝の通勤電車が無理で数ヶ月で辞めてしまいました。

 

また無理してしまった・・・。

 

 

薬を一年飲み続けても良くなった実感はなく、

 

食欲不振や頭の鈍さが続き・・・

 

やめると症状の悪化で、

 

薬をやめられなくなっていました。

(ナニコレ、危険ド◯ッグの話じゃないですよ)

 

 

でも私は先生を信じてました。

(この頃の私はまだ、

素直で人を疑わないピュアラルな生き物でした。)

 

いつも優しく笑ってくれる先生。

 

 

先生の言うこと聞いて、

 

薬飲んでればきっと治る。

 

そう信じてました。

 

 

お医者さんから逃げた

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結婚を機に引っ越すことになり、

 

今まで通っていた診療内科の先生に

 

サヨナラを言いに行きました。

 

 

しかし新居の最寄り駅を言うと、

 

「来れる距離じゃないの。

この電車に乗って・・ここで乗り換えて・・」

 

とニコッといつもの笑顔で笑いました。

 

 

片道、電車とバスを乗り継いで一時間。

 

電車が苦手な私にとっては相当な負担です。

 

一年以上お世話になっていた先生なので、

 

ご存知のはずです。

 

 

いつも優しいと思っていた先生の笑顔が、

 

急に怖く見えました。

 

 

そしてふと、

 

「これからもずーっと

病院通わないといけないってこと?

 

先生治す気ない??

 

私金づるに思われてない??

 

 

被害妄想かもしれませんが

 

そう思いました。

 

急に不信感に変わりました。

 

 

幸い新居の最寄り駅に、

 

偶然ですが

 

”不安障害の名医”

 

がいらっしゃるとの事で、

 

そちらに行ってみることにしました。

 

ポイント

健康面

・薬の副作用で眠気・頭が鈍い・食欲低下を起こす。

・薬を減らすと離脱症状が出てやめられなくなった。

 

精神面

・性格が凶暴化した。

(初めて友人にキレたり、父に怒鳴ったりするようになった)

・先生の言う通り薬を飲んでいれば治ると信じていたが、

治す気がないことに気付き、不信感が湧いた。

病気でも結婚してくれる人に出会えて有難かった。

 

◆勉強MEMO◆

ご注意:

一般人の私が、お医者様の言葉、本、ブログ、動画、寛解した方の言葉、実体験等で学んだ知識をメモとして残しておりますこと、ご了承ください。

 

良い心療内科の先生の選び方

・知り合い、または他人の口コミを参考にする

(他人の口コミは軽い参考程度にしてます。

感情的な激怒評価や、

具体的でない高評価はスルー。)

 

・自分で評判を調べる

(先生のSNSYoutube、ブログや著書があるとなおよし)

HPは軽い参考程度にしてます、

本音か建て前かわからないので・・・

 

・実際に会ってみる

(信頼関係が出来上がるまでには三ヶ月位はかかるそう)

 

◯患者さん目線

(話を聞いてくれる、誤診の心配も少ない)

初診は特に大事。時間をとってくれてるかな。

目を見て話してくれるかな。

 

長時間相談したい場合は、

臨床心理士さんにカウンセリングしてもらう感じですね。

 

◯薬物以外の指導をしてくれる

(根本治療には欠かせない)

主に臨床心理士さんの指導が多いかと思いますが、

先生もヒントは下さるはずです。

認知行動療法、栄養指導、生活習慣、

瞑想、運動、EMDRTFT療法など

 

◯根本的に治そうとしてくれてる

 

×流れ作業、事務的、話を聞いてくれない

(2分位で終わったことある・・・)

 

×薬の説明をせずに処方

(ハイ、超怖いです、捨てました)

 

×欲しいと言ったらすぐ薬をくれる

 

×何ヶ月も投薬治療のみ

(治りませんでした。セカンドオピニオンを要検討)

 

 

⭐️ 第十二話に続きます⭐️

 

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